以下のようなマーケティングファネルを基軸に
どのターゲット層に狙いを定めるかで、どの広告をどういった形式で配信するかを考えていきます。
このファネルは下に進むほどユーザー数は減少し、ユーザーの関心度は高まっていきます。
■認知フェーズ/興味・関心フェーズ
「ECサイトを作ったが集客活動は何もしてない。自販機みたいに作れば売れると思っていた。」
「SNSで投稿はしているけど、ECサイトへのアクセス数は増えずに商品も売れない。」
等でアクセス数/月が0~400件程度の場合、
自社のECサイトの存在を知ってもらうために認知フェーズを拡大させるところからスタートです。
※11,000社以上のローカルビジネス(小規模事業者)をGoogleアナリティクス調査で算出したところ、
平均アクセス数は414件/月のとのこと。
例えばスーパーマーケットを開業してもお店の存在自体を知ってもらわないと
廃業となってしまう可能性が高いですよね?
来客数がゼロの場合は当然売上もゼロです。
先ずは 来店客を増やす=集客に注力する ところから取り組むことをおススメします。
前述のファネルにある認知/興味・関心のボリュームを増やしていくことが大事です。
上記のことから、広告表示回数やクリック数を比較的低単価で運用出来て
効率良くたくさんのユーザーに認知してもらうような広告媒体・メニューがおススメとなります。
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~本フェーズへのおススメ広告~
Yahoo!広告:画像広告
Google広告:ディスプレイ広告/動的検索広告
Facebook広告:カタログ広告
~広告作成のコツ~
広告を作成する際のターゲット設定時にデフォルトターゲットかインタレストかを選択できますが、
デフォルトターゲットで1つ、インタレストマッチで1つの計2つで広告を作成するのがおススメです。
※デフォルトターゲットとインタレストマッチの違いはこちら
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■比較・検討フェーズ
「月のアクセス数は月間1,000件くらいあるけど思うように購入に繋がらない。」
等のお悩みを抱えている方は多いです。
サイト訪問者は商品を見てすぐ購入に至るわけではなく、
購入するかどうかの検討段階、競合他社との比較段階に入ります。
この時に訪問者に対して何もしないままだと
競合他社に顧客を奪われてしまうような機会損失が発生する可能性があります。
上記のことから、
サイト訪問者に対して広告配信出来るタイプの広告運用をおススメします。
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~本フェーズへのおススメ広告~
Facebook広告:カタログ広告/画像広告
Google広告:ディスプレイ広告/パフォーマンス広告
Yahoo!広告:カタログ広告
~広告作成のコツ~
サイト訪問者+サイト訪問者にタイプが似た類似ユーザー への広告配信が好ましいため、
広告を作成する際のターゲット設定時にデフォルトターゲットかインタレストかを選択する場合は、
デフォルトターゲットのみで作成することをおススメします。
また、配信戦略についても攻め配信での設定がおススメです。
※配信戦略の変更は、広告予算管理画面のキャンペーン内にある メニュー(青色)>詳細 から変更可能
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なお、上記方法で運用してみて、なかなか購入に繋がらない場合は
商品詳細ページの作り込みや、購入までの動線に改善余地がある可能性があります。
スーパーマーケットでは、レジに行くまでの動線設計は綿密に行われてますが、ECサイトも同じです。
購入率が上がるサイト設計について相談ご希望の方は
弊社の専門部署にお繋ぎするため以下メールアドレスまでお気軽にお問合せください。
adsist@corekara.co.jp